ちょっと変わった関数に関する問題です。
メビウス関数μ(n)(n:正整数)を次のように定義する。
・μ(1)=1
・nが平方数を因数として持つ時、μ(n)=0
・nがm個の互いに異なる素数の積の時、μ(n)=(-1)^m
(計算例)
μ(3) = (-1)^1 = -1
μ(4) = μ(2^2) = 0
μ(15) = μ(3×5) = (-1)^2 = 1
μ(27) = μ(3^3) = μ((3^2)×3) = 0
μ(42) = μ(2×3×7) = (-1)^3 = -1
μ(60) = μ((2^2)×3×5) = 0
μ(n) + μ(n+2)の値について考える。
nが偶数のとき、μ(n) + μ(n+2) ≠ 2であることを証明せよ。
ヒントは、メビウス関数の2番目の定義に注目することです。