特殊な形を使った騙し戦法を紹介します。
まずは、こんな形を作ったとします。
恐らく、多くの人はこの連鎖を折り返しと見ると思います。
そして、わざと折り返しの発火点を塞いで、相手の速攻を誘います。
この状態で、相手が2連鎖ダブルなどで攻撃して来れば、赤で発火して4連鎖を打ち、こちらが優勢になります。
相手が様子を見てきた時は、まだ相手が騙されているかもしれないので、発火点を塞がないように連鎖を伸ばします。例えば、こんな感じです。
この形ならば、赤と緑の二色発火なので、安全性はとても高いです。
また相手がさっきと同じような攻撃をして来れば、赤か緑で発火すれば、さっきと同じようにこちらが優勢です。
次に目指す形は、この形です。
この形にするには、さっきの形の左から1列目と3列目を埋めていくわけですが、
一手で、赤赤の来る確率が1/16で、赤緑の来る確率が1/8(赤緑と緑赤の2通りあるからです)だから、1列目から埋めていく場合が多いので、1列目の埋め方を考えると、赤系の組ぷよ(赤緑、赤赤以外)を使ったこんな置き方が面白そうです。
ここで攻撃して来れば、赤一つならば3列目からの2連鎖ダブル4連鎖発火、赤二つならば1列目からの6連鎖があります。
この形は、右の3列をほぼ自由に使えるので、赤緑を待ちながら積んでいってもそんなに悪くはならないと思います。
黄系がたくさん来れば、左から1列目に詰め込んで折り返す、緑緑が来れば、左から3列目に置くなど、他にも埋め方はたくさんありますが、長くなるのでこれくらいにします。
このように、ひたすらこちらの形を安全にして、罠を張ったかの如く相手の攻撃を待つのがこの戦法です。
この戦法の本質はこちらの形で相手を操ることにあります。
対戦中に相手を見て把握することの困難さが、この戦法を成り立たせているのです。
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