Translate

2011年2月18日金曜日

素数に関する問題

解き方が意外と簡単な問題を紹介します。

n≧2のどの整数も素数であるか素数の積であることを証明せよ。

ヒント:数学的帰納法を使います。

この問題によって素数がとても重要なことがよくわかりますね。

1 件のコメント:

  1. 問題の答えです。

    数学的帰納法を使います。
    まず、n=2のとき、2は素数なので成り立ちます。
    2からkまでのすべての整数について成り立つと仮定し、
    k+1を考えると、k+1が素数ならば、そこで終わります。
    k+1が素数でなければ、k+1は2つの整数の積に分解できます。
    k+1=rsに分解されたとすると、rとsは必ず2からk間に含まれるので、仮定よりrとsは素数であるか素数の積となります。
    ゆえにk+1=rsは素数の積である。
    よって、k+1は素数であるか素数の積となるので、
    数学的帰納法より、結果が成り立ちます。

    返信削除