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2012年8月31日金曜日

数列の問題(3)

整数論の本からの問題です。

次の数列にはある規則があります。□に当てはまる数字を求めよ。

5, 8, 21, 62, 86, 39, □, 38,・・・

かなり難しいと思いますが、分かった時にとてもすっきりする問題だと思います。

1 件のコメント:

  1. 問題の答えです。

    この問題は、答えを導けるような問題ではないと思うので、とても難しいと思います。
    まず、問題の数列の階差数列(数列の隣り合う項の差の数列)を確認してみると、
    3,13,41,24,-47,□-39,38-□
    となり、いまいち法則が掴めません。
    そこで、5,8と3増えたところで、次に4増やしてみます。(こんなを考えるのはとても無理がありますが)
    5,8,12
    すると、またもやとても無理がありますが、この出てきた12を左右ひっくり返すと問題の数列の3番目の21になっていると思うことができます。
    5,8,21
    次に、3,4と増やして来たので、次に21を5増やしてみると、
    5,8,21,26
    前と同様に、この出てきた26を左右ひっくり返すと問題の数列の4番目の62になっているようです。
    5,8,21,62
    ここで、予想を立ててみます。
    どうやら、初項が5で、
    3増やしてから左右ひっくり返す、
    4増やしてから左右ひっくり返す、
    5増やしてから左右ひっくり返す、
    ・・・
    n+2増やしてから左右ひっくり返す、
    ・・・
    という規則だと仮定してみます。
    すると、
    62の次が、62+6=68を左右ひっくり返すので、86
    86の次が、86+7=93を左右ひっくり返すので、39、
    となり、どうやら、予想通りであるから、
    39の次は、39+8=47を左右ひっくり返して、74
    よって、□=74
    念のため、□の次が38になるかどうか見てみると、
    74+9=83を左右ひっくり返すと38
    となり、一致する。

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